第22次野尻湖発掘はじまりはじまり!

野尻湖発掘初日!

本日鍬入れ式が行われました。今回の発掘では何が見つかるか楽しみですね。

前回2016年、第21次発掘の様子です。

1962年から続く、この野尻湖発掘ですが今回でなんと22回目。
前回第21次発掘ではヤベオオツノジカの上腕骨の割れた化石が出土しました。その骨のかけらが、なんとまさか48年前に発見された別のかけらとくっ付いた!という大きな発見がありました。
ということは、今回の発掘でもパズルを完成させるようなミッシングピースが出てくるのかも!!期待が高まります。

 

野尻湖発掘調査団著「野尻湖のナウマンゾウ」野尻湖ナウマンゾウ博物館他全国書店にて好評発売中!これまでの経緯など読みやすく簡単にまとめてあるので野尻湖発掘入門書に丁度よさそう。

そもそも野尻湖発掘は「人類(野尻湖人)がいたのではないか」という仮説を明らかにするため。実は世界のスタンダードでは人類が日本列島に渡ってきたのは4万年前とされています。野尻湖では4万8千年前の地層を掘っているわけですから野尻湖人の痕跡が見つかると、その歴史を塗り替えることに!
骨に付いた傷や骨器と呼べそうなもの等、人の痕跡といえそうなものは複数発見されています。が、証拠が足りない!?
「いた」とか「いない」と簡単に言ってしまえるものではないようです。また「いた」となれば、それはそれで「なぜいたのか」「どういうヒトだったのか」となるので永遠に終わることの無い四次元パズル。ぜひ皆さんに挑戦して頂きたいです。
4万8千年の時を隔てた野尻湖で、当時の野尻湖人と私たち現代の野尻湖住民が出会う不思議な体験になるでしょう。ロマンチック!

それでは現場へ。

道案内のサインが出ています

さて、掘りながら何を探したらいいでしょうか。

―あるかもしれなくてまだ見つかっていないもの―
①ヒトの足跡(火山灰の上を歩いたゾウの足跡が見つかっているので土踏まずのある足跡が見つかる可能性も!)
②ヒトの骨(骨はそもそも土に分解されやすいもので化石になることは本当に稀なこと。でも環境が整えば化石になるので、もしかしたら!)
③これまで出ていない動物の骨の化石(ヘラジカの下あごの化石が出土したのは第17次発掘。しかも日本最古のものになりました。)
④想像もつかない何か!

―もっと見つかるだろうもの―
①前回までに出土しているものとくっつく骨片
②ヒトがキズをつけた痕跡のある動物の骨
③動物、昆虫、花粉の化石

参加者に配布される封筒。4/1は片付けなので見学はできません。

発掘調査は3月24日~31日まで。

期間中毎日見学できます。詳細は野尻湖ナウマンゾウ博物館ホームページをご覧ください。

春の野尻湖周辺お散歩は気持ちよさそう!ぜひ、お出かけください。

 

 

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