北信濃が一望! 黒姫山(2053m)登山ガイド ー大橋登山口編ー【信越五岳】

はじめに、黒姫山とは

長野県北部、新潟県境近くにある標高2053メートルのお椀型の山。
妙高戸隠連山国立公園に定められおり、昭和の頃より信濃(しなの)富士とも呼ばれ地域の人々に愛されています。

この信越(北信)エリアには、美しい5つの山々があり、これらは親しみを込めて信越五岳(北信五岳)と呼ばれています。
斑尾山…三百名山 標高1381m
妙高山…百名山 標高2454m
黒姫山…二百名山 標高2053m
戸隠山…二百名山 標高1904m
飯縄山…二百名山 標高1917m
(山々の並び順から頭文字をとってまみくといと覚えると便利)

黒姫山はこのうち2番目の標高で、山行では火打山、戸隠山、飯縄山、苗場山、岩菅山、北アルプスなどが一望できます。さらに山頂から眼下にみる野尻湖は、キラキラと眩しく、素晴らしい景色を眺めることができるのも特徴のひとつ。日帰り登山が可能であることから、毎年多くの登山者が訪れます。

黒姫山の面白さ

プチ屋久島のような植生豊かな世界を、静かな雰囲気で楽しむことができる山
山頂までの行程は、腐葉土がふかふかの美しいブナ林を通り、背丈の2倍ほどある根曲がり竹の林を登れば、見晴らしの良いしらたま平で眺望を楽しむことができます。その後視界が開けて山頂とへ続く緩やかな稜線歩き、さながら雲の上のハイキングコースを30分ほどゆくと大池分岐の看板があり、大きな岩がゴロゴロとするハイマツ帯を急登すれば頂上に到着です。

黒姫山登山をしてみよう(中級者向き)

参照:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/showmap.php?did=860955&mode=gmap

麓から山頂へは、計4つのルートが設定されています。
オススメは一般的な大橋登山口からのルートで、表登山道や小泉登山道は急坂で距離もちょっと長め。
今回は、この大橋登山口からのルートをご紹介!山頂まで片道約3時間半〜4時間、往復すれば7時間半程度の山行となるため、中級者向けになります。体力に自信のない方は、信越五岳の斑尾山や飯綱山を登った後にチャレンジしましょう。

コースとタイムスケジュール

スタート地点である大橋林道入り口大橋登山道新道分岐で合流します、どちらの道を通っても変わりません。行きは砂利道の大橋林道から上がり、下山はゆっくりと古池、種池を回るコースがオススメです。

 

【黒姫山/歩行時間:おおよそ7時間30分】

 

戸隠キャンプ場(20分)→大橋林道入り口(30分)→登山道入り口(35分)→新道分岐(100分)→しらたま平(35分)→峰ノ大池分岐(15分)→黒姫山山頂(10分)

 

黒姫山山頂(10分)→峰ノ大池分岐(90分)→新道分岐(60分)→古池(25分)→大橋登山口(5分)→大橋林道入り口(20分)→戸隠キャンプ場

 

駐車スペースが限られることから、夏〜秋は早々に満車ということもしばしば。その際、戸隠方面に車で5分ほど移動し、戸隠キャンプ場前駐車場を利用すると良いでしょう。路上駐車は迷惑になりますので辞めましょうね。

登山口へのアクセス


▲マップは大橋林道入り口駐車場を示しています

大橋林道入り口駐車場
行き方:上信越道の信濃町ICを降り、国道18号線長野・豊野方面へ向かいます。すぐ先の一茶記念館入口の交差点を右折、県道36号線(信濃信州新線)を戸隠方面へ道なりに11㎞ほど(25分ほど)進んだ右手にある水門脇にこの駐車場があります。
駐車台数:15台
トイレ等:なし

大橋登山口前駐車場
行き方:大橋林道入り口駐車場の450mほど手前の古池経由の大橋登山口前の駐車スペース。3台ほど駐車が可能。
駐車台数:3台
トイレ等:なし
その他:登山口看板の設置があるのはこちら

戸隠キャンプ場前無料駐車場
混雑時は、大橋林道駐車場を戸隠方面へ向かい、戸隠キャンプ場前無料駐車場に駐車することをオススメします。
行き方:大橋林道入り口駐車場より、車で5分ほど戸隠方面へ向かへば戸隠キャンプ場前無料駐車場があります
駐車台数:70台ほど
トイレ・自販機:あり

早速、登山に出かけよう

大橋林道入り口からスタート。玉砂利は苦手な方も多いのでゆっくり、ゆっくりと。左右の大きなカラマツ林を眺めながら登りはじめましょう。

林道から左に入るといよいよ登山道へ。途中林道と登山道が交互に交差する場所が数カ所。道迷いになりやすいので注意深く看板を追ってみて。

新道分岐までは道幅も広く、光がたっぷりの森の中を森林浴のような感覚で進む。

新道分岐は4本の道が交差しているが、まっすぐが山頂へのルート。大橋登山口から上がるルートは西新道とも呼ばれる。ここから本格的な登りとなるのでしっかり水分補給を。

ブナ林から次第に背丈以上もある根曲がり竹のヤブの中へ、ダケカンバが目立つようになると勾配も急に。すこし頑張って。

尾根に出てから、5分ほどで黒い火山岩に覆われたしらたま平に到着。登ってきた道、そして北アルプスの眺望を楽しむことができるので、じっくりと時間をとって眺めてみては。

しらたま平からは外輪山(火山)のふちを歩く。稜線は展望が本当に素晴らしく、ここはまさに雲上のハイキングコース。疲れもふき飛びます。

火打山をバックに。さまざな山が顔を覗かせ、指をさしながら進むのが楽しい。30分ほど歩けば大池分岐に到着。

大池分岐から15分ほど急登となる。大きな岩がゴロゴロとして両手を使って登る場面も。周囲はハイマツ帯に変化している。

山頂には、黒姫山弁才天の石の祠(ほこら)があり「七つ池竜王 大毘沙門天王 黒姫弁財天」と記載があり。
ちなみに702年(大宝2)役行者(えんのぎょうじゃ)が初めて登頂、火口湖で弁才天を拝し、その後1020年(寛仁4)に恵心僧都(えしんそうず)が黒姫弁才天像を刻んだ仏体を祀ったものとされています。

2053m黒姫山山頂。ちなみに眼下に広がる野尻湖は標高657m、お天気がよければ180度に広く、立体的な眺望が楽しめる。

下山は、古池、種池を回って戻るのがオススメ。新道分岐から古池までの間には癒しの森の滝と名付けられたきれいな沢がある。

古池は人口池で、周囲には木道となっている。トコトコ音が響くのが面白い。

TABI YADO Rantan( 旅宿 らんたん)のオーナー有江さん

古池のほとりからは、先ほど通った外輪山のふちがよく見える。登ってきた、と噛みしめながら、ゆっくり休憩を。

古池からカラマツ林に入れば、種池はもうすぐそこ。雨乞いの祈願の池としても知られる。種池から10分ほどで大橋登山口に到着。さらに5分歩くと大橋林道入り口に戻ることができる。一周お疲れ様でした。

まとめ

いかがでしたか。黒姫山ぜひ一度登ってみて下さいね。本当にいい山ですよ。オススメです。さて、山麓には、登山の強い味方になってくださる民宿やペンションも多数ございます。前日は黒姫の麓でゆっくり過ごし、美味しい食事をいただいて、しっかり睡眠をとって、翌日に備えてはいかがでしょうか。
登姫の会(黒姫山を愛する会)や山に詳しい宿
ペンション森のシンフォニー
ペンションミルキーハウス
ロッジ しらかば
ペンション樹らら
ペンションアルム
ログペンションホゥリー
ペンションわたぼうし

お料理自慢の宿
ペンションセシルクラブ
ゲストハウスこあらい
ペンション竜の子
和風ペンションことりの樹
ペンション風のうた
四季の詩

大人数でも安心の大型のお宿
黒姫温泉旅館あすなろ
清流の宿 ホテル若月
ログペンション スターボード
ロッジオークランド

子供連れでも安心のあったかペンション
ペンションシータス
ペンションわたぼうし
ペンションもぐ
ペンションアタックハイ
アルマナック

春山・秋山登山にここ数年同行していただいているお宿
TABI YADO Rantan( 旅宿 らんたん)

多くて選べない、そんな場合はぜひお問いあわせ下さいね。ご相談もお気軽にお待ちしています。
それではまた!

この記事をシェア

こちらもおすすめ

おすすめスポット