絶品!旬の信濃町産のとうもろこし
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「夏の信濃町」といえば絶品!甘くて美味しい「とうもろこし」
皆さんこんにちは!
7月に入るともろこし街道や信濃町産とうもろこしの問い合わせが増えてきました。
信濃町は、本州随一のブランドもろこしの産地として多くのファンを集めています。
初ものは7月20日頃から採れはじめ、味、生産量が安定する時期は8月初旬となります。
さて今回は、信濃町産とうもろこしについてまとめましたので、ぜひご覧ください。
なぜ、信濃町産の「とうもろこし」は甘くて美味しいのか?
信濃町は、周囲を五つの山々(旧火山)に囲まれ、耕しやすく、水はけが良い火山灰土が堆積しています。さらに、山々から湧き出る水、昼夜の寒暖差、霧がかかることが多い高原ならではの気候が美味しさの秘訣なのです。
ブルーベリー・トマト・そば・お米なども美味しく育ちます。
さて、ここだけの話……とうもろこしは「お湯を沸かしてから採りにいけ!」(名言)といわれるほど…鮮度が命です。
気温が高い場所では、みるみる鮮度が低下して味が落ちますので、輸送の際も冷やして運ぶほど温度管理を徹底して行います。購入したらすぐに茹で、なるべく早めに召し上がっていただくことをオススメします。
さらに……とうもろこしは、気温の高い日中に収穫を行うと甘みが落ちてしまうデリケートな農作物です。生産者さんの早起きの賜物で、わたしたちは美味しいとうもろこしをいただく事が出来るのです。
鮮度が命、だから「もろこし街道」で採りたてを味わおう!
旬のとうもころしは、7月下旬から9月はじめまで、信濃町内で販売されます。中でも通称もろこし街道と呼ばれる国道18号線から戸隠エリアへと続く道路沿い(県道36号線)は、直売所が立ち並び人気です!
この直売所でぜひ食べたいのが焼きとうもろこし。醤油ベースの甘辛いタレをつけて、炭火で焼かれたとうもろこしは、タレと甘さがマッチしてまさに絶品!この味を求めて、遠方から多くのファンがやって来ます。また、たくさんの種類の中から、とうもろこし選んで購入したいときは、道の駅しなのがオススメですよ。
お気に入りの「とうもろこし」に出会うには
とうもろこしは、種類が非常に多い作物で、信濃町で多く栽培される品種は、スーパースイート系です。これは、スイート種の中でもより甘みが強い品種で、大別するとバイカラー系、イエロー系、ホワイト系の3つに分けることができます。
【ゴールドラッシュ】
とうもろこしの代名詞といえばこの品種。一番よく知られており人気が高い。 実がぎっしりと詰まって甘みが強いことが特徴で、粒皮が非常に柔らかいため、生でも食べられるほど。
【サニーショコラ】
別名「フルーツコーン」と呼ばれ、糖度が非常に高く粒皮もとても薄く実が柔らかいため、生で食べても美味しく、その美味しさはスイーツのよう。ボリュームがあり、糖度も高いので人気があります。
【恵味(めぐみ)】
強い甘さが魅力の生でも食べられるとうもろこしです。 色鮮やかで光沢のある粒色と張りのある粒のプチプチ感が特徴。
【ゆめのコーン】
糖度の高さ、粒皮の柔らかさが特徴で甘味が強い品種。糖度の低下がいくぶんか遅いのも特徴です。
【ピュアホワイト】
白色というより、真珠のような輝きと色をした、メロンより甘く、生でも食べられるとうもろこしです。
【雪の妖精】
強い甘さと風味はまるでスイーツ。生でも食べられますが、茹で上がりの白色は雪のような美しさ。
この他にも、年々品種は増えていてるため、いろんな種類を食べ比べてみてお気に入りを見つけるのも楽しみの一つかもしれません。
そして・・・いつ頃から信濃町で、とうもろこし栽培がはじまったの?
食用のとうもろこしは、昭和初期にカナダ人宣教師のアルフレッド・ストーンさんが野尻湖を訪れたときに、地元の農家に栽培指導した事がはじまり。これを機に栽培が定着し、現在の栽培の礎となりました。アルフレッド・ストーンさんは宣教師としての傍ら農業の普及にも努めたそうで、野尻湖湖畔には記念碑も建てられています。
夏は、とうもろこしを食べよう!

信州伝統野菜である「黒姫もちもろこし」は真珠のような紫色をしている(長野県農政部農業政策課提供)
米、小麦と並ぶ世界三大穀物のひとつであるとうもろこし。抗酸化作用のある亜鉛、カリウムが多く含まれ、夏バテや老化防止にも役立ちます。
とうもろこしご飯に芯やひげも一緒に炊き込むと栄養価をそのままに風味もアップしますのでお試しください。
ちなみに、ひげの正体は「めしべ」とうもろこしの粒1つ1つから伸びているのでとうもろこしの粒の数とひげの本数は同じになり、粒の数は品種によって異なりますが、約600粒くらいと言われます。
信濃町産の美味しいとうもろこしを、余すことなくお楽しみくださいねーー!
【アクセス情報】
最後にアクセス情報です。
とうもろこしは鮮度が命!生のとうもろこしをご購入の方はぜひ午前中にお越しください。
△信濃町・とうもころし街道 (国道18号線から戸隠エリアへと続く道路沿い/県道36号線)
△道の駅しなの (信濃町インターチェンジ横)
△信濃町もろこし販売全体マップ
さて、今年も多くの問い合わせをいただいている信濃町産とうもろこし。
ぜひ涼しい高原の風を感じながら、甘くて、美味しいとうもろこしを信濃町で味わってください。
皆さんのお越しをお待ちしております。
信濃町には、美味しい農産品がたくさんあります。
これから先もそんな農産品を食べ続けることができるよう生産農家の応援を宜しくお願い致します。
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